フローリングは部屋の中でも面積が広く、人の目に付きやすい場所ですので、日々のメンテナンスが必要です。フローリングは劣化すると表面に小さなヒビが入り、その隙間からホコリやゴミが入り込み、表面材が剥がれはじめます。やがてヒビが大きくなって汚れが多くなり、黒ずんでしまい欠けるようになってきます。フローリングは木の素材ですので、水分を含むことによるダメージが大きく、水分が入り膨張して乾燥し、収縮することで表面が劣化していきます。
ですので、フロアコーティングはとても重要です。フロアコーティングは、ワックスよりも耐久性があり、硬度があります。ですが油性と水性があり、その種類によって耐久性や硬度も大きく違ってきます。油性の場合は、耐久性が高く硬度もあり耐薬品がありますが、シンナー系の有機溶剤も使っているため小さなお子様がいる家庭やペットを飼っていらっしゃる方にはあまりおすすめできませんが、ピカピカとした光沢が楽しみたい方や見た目に主眼を置くならば良いと思います。
水性の場合は油性と違いアクリル樹脂系のコーティングが多いので、安心できます。また耐久性は完全に油性に劣るため塗り替えが多くなりコストがかかりますが、その代わりにコーティングの表面が汚れてしまった時でも、すぐに対応できるため綺麗な状態をいつも維持することができます。フローリングにあったフロアコーティングを施工することによってフローリングの寿命も伸びるので、よく検討することが大切です。
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